共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)
地域共創分野:慶應義塾大学×鎌倉市

共創の場
形成支援プログラム(COI-NEXT)
地域共創分野:
慶應義塾大学×鎌倉市

JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)地域共創分野・育成型プロジェクトとして2021年より進めてきた「デジタル駆動超資源循環参加型社会共創拠点」は、2023年3月末に終了いたしました。最新の情報は、2023年4月より開始した地域共創分野・本格型プロジェクト「リスペクトでつながる『共生アップサイクル社会』共創拠点」のWebサイトをご覧ください。
SDGs未来都市である鎌倉市は、「ゼロ・ウェイストかまくら」実現を目指し、減量や資源化の試みを推進してきました。

本プロジェクトでは、慶應義塾大学が有するデジタルプラットフォーム・IoT・3D製造技術を街に全面導入し「プラスチック地捨地消」を実現。さらに資源循環の各局面に市民それぞれが参加することを通じて、充実感や豊かさを享受できる新たな社会を共創します。

収集状況、材料情報、 デザイン案等のデータを蓄積し、その有機的結合をプラットフォームが促すことで、循環のみならず新規ビジネス創出までを先導し、技術と社会制度パッケージからなる「プラスチック地捨地消 鎌倉-慶應モデル」を国内外へ広く展開していきます。

社会背景

1

資源の枯渇

世界の人口増加が進む一方で、主要資源埋蔵量を2050年ごろまでに使い切ってしまうことが予測されています。

2

焼却施設の停止・老朽化

国内ではサーマルリサイクル(熱回収)の有効性が認められてきましたが、老朽化した焼却施設が次々に稼働を停止する時期が近づいています。

3

改正バーゼル条約

リサイクルに適さない、汚れた廃プラスチックの輸出入が、法律による規制の対象となり、国内で処理するよう転換が求められています。

ビジョン

「プラスチック地捨地消」
都市の実現による
創造的サーキュラーエコノミーを創出します

「プラスチック地捨地消」都市の実現による 創造的サーキュラーエコノミーを創出します

これまで「ごみ」とみなして捨ててきたものを「資源」として捉えなおし、再加工により新たな価値を吹き込むことで、まちにこれから必要とされるものを生み出していきます。

「価値」の考え方

従来のゼロ・ウェイスト

「SDGs未来都市」である鎌倉市は、市民、産業界、自治体などのさまざまな試みにより、これまでも「ゼロ・ウェイストかまくら」を目指し、取り組みを進めてきました。

リフレーミング/拡張された
ゼロ・ウェイスト

焼却量の削減と同時に、資源化された材料を地域で価値化する「地捨地消」を推し進め、新製品・新サービスを生み出します。これによって「創造的サーキュラーエコノミー」を創成し、経済圏を構築します。

目指すターゲット

1

「プラスチック地捨地消」都市のスマートモニタリングとデジタルツインの確立

2

リサイクル材を活用した循環型インフラとウォーカブル都市の実現

3

環境配慮型認証に基づく製品市場の開拓

パッケージ化と国内外への展開

2030年前後の到達点

デジタルプラットフォーム×自治体の施策×ビジネスモデルの三位一体からなるパッケージを「鎌倉-慶應モデル」として確立し、普及展開します。

活動インタビュー

  • Zenn
    プロジェクトリーダー

    田中浩也(慶應義塾大学教授)

  • Zenn
    若手マネジメントリーダー

    湯浅亮平(慶應義塾大学特任助教)

  • Zenn
    鎌倉市

    中山秀樹(共生共創部), 國井一孝(環境部)

  • Zenn
    副プロジェクトリーダー

    柳澤大輔(株式会社カヤック)

  • Zenn
    SOLIZE株式会社

    宮藤康聡(代表取締役社長CEO)

  • Zenn
    一般社団法人国際STEM学習協会

    渡辺ゆうか(代表理事)

  • Zenn
    株式会社オカムラ

    庵原悠(働き方コンサルティング事業部)

  • Zenn
    東京エコリサイクル株式会社

    川上信彦(取締役CSO), 大木智博(新規事業推進室)

  • Zenn
    株式会社ORPHE

    菊川裕也(CEO / Founder)

  • Zenn
    江ノ島電鉄株式会社

    阿由葉圭介(総務部)

  • Zenn
    湘南モノレール株式会社

    戸井田純一(総務部 係長)

  • Zenn
    凸版印刷株式会社

    有馬慶(環境デザイン事業部), 高澤宇史(パッケージソリューション事業部)

  • Zenn
    花王株式会社

    松本泰正(包装技術研究所 リサイクリエーションプロジェクト)

  • Zenn
    キョーラク株式会社

    五十嵐泰久(成形品開発部), 青木達郎(研究開発本部)

  • Zenn
    レコテック株式会社

    野崎衛(代表取締役)

  • Zenn
    ミュージックセキュリティーズ株式会社

    渡部泰地(取締役)

  • Zenn
    株式会社横浜銀行

    松田宏(鎌倉支店長)

  • Zenn
    株式会社高山商会

    蓮見洋平(社会とつながる事業部 ディレクター)

  • Zenn
    JSR株式会社

    上田雄一(イノベーション推進部)

  • Zenn
    カマコン

    カマコンCOI-NEXTメンバー

  • Zenn
    大成ロテック株式会社

    青木政樹(技術研究所 生産技術開発室長)

  • Zenn
    大成建設株式会社

    羽角華奈子(技術センター イノベーション戦略部), 麻田北斗(設計本部 先端デザイン室)

  • Zenn
    資源循環デジタルツインシステム・プロトタイプ

参加団体

代表機関慶應義塾大学
幹事自治体鎌倉市
幹事企業株式会社カヤック
参画機関大学等|関西学院大学、国際大学、ものつくり大学
企業等|江ノ島電鉄株式会社、株式会社オカムラ、株式会社ORPHE、花王株式会社、特別認可法人 鎌倉商工会議所、カマコン、キョーラク株式会社、一般社団法人 国際STEM学習協会、JSR株式会社、湘南モノレール株式会社、SOLIZE株式会社、大成建設株式会社、大成ロテック株式会社、株式会社高山商会、デジタルファッション株式会社、東京エコリサイクル株式会社、凸版印刷株式会社、株式会社 放電精密加工研究所、三菱ケミカル株式会社、三菱電機株式会社、ミュージックセキュリティーズ株式会社、ヤマハ発動機株式会社、株式会社横浜銀行、レコテック株式会社、YKK AP株式会社(50音順)

お問い合わせ

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dmec@sfc.keio.ac.jp
住所〒248-0007
神奈川県鎌倉市大町1丁目1-14 AK大町ビル 2F
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